博報堂シニアビジネスフォース

超高齢社会。次世代シニアから日本の未来を考える。 未定年層マーケティング

“未定年層とは”

定年後の生活を意識し始める、40代後半から50代。彼らは自分の将来を考えるとき自由な生活への期待と見えにくい未来への不安に心揺れています。未成年のように 不安定な心情で未来を探るこの世代を私達は“未定年層”と名付けました。

未定年層は日本のキー世代

日本最後の人口ボリュームゾーン、団塊Jrももうすぐ50代。超高齢社会、人口減少社会に転じた日本。不安と課題だらけのシニアが増えるのか、活力ある社会を活性化するシニアが増えるのか?人口の大きい次世代のシニアの在り方は大きく日本に影響を及ぼすはずです。
未定年層マーケティングは次世代シニアの調査研究とこの世代をターゲットとするマーケティングを行うプロジェクトです

未定年層:4つのグループ

②期待[高] 準備[低]
定年後、悠遊自適に、でもちょっと準備は不安
ドリーマータイプ

従来型定年予備軍層

<想定される課題>
■準備サポートの充実
①期待[高] 準備[高]
新しいセカンドライフを開拓したい
パイオニアタイプ

理想型定年予備軍層

<想定される課題>
■チャレンジの実現サポート
■ライフスタイルの社会的共有
④期待[低] 準備[低]
定年は生きることの戦いのはじまり、考える事、やることいっぱいで大変そう
サバイバータイプ

今後の拡大の可能性が高い層

<想定される課題>
■仕事機会、住宅問題、孤独など課題の解決
③期待[低] 準備[高]
私のこれからの生き方はすでに決まっている。定年はただの通過点。
プロフェッショナルタイプ

長期的には主流派となれば高齢社会が安定するキー層

<想定される課題>
■若年時からのライフプランニング観啓発

私達は調査から、50代をその未来への態度で4つのタイプに分類しました。
パイオニアかサバイバルか?ドリーマーかプロフェッショナルか?未定年層の生き方の選択が これからの日本のあり方に影響を及ぼします。私達は4つのグループから発想するアプローチで この世代へのマーケティングを行います。

未定年層:3つの投資

  •  ライフライン投資(お金・健康等生きるための投資)
  •  マイプロジェクト投資(自分のテーマのための投資)
  •  絆投資(大切な人との絆を深めるための投資)

未定年層を動かすキーワードは“未定年層は”投資“。普段は財布のひもが固い彼らも  未来を不安に思う彼らは、将来を確からしいものにするための投資への興味は高いと考えられます。  3つの投資を入口にビジネス機会やこの層の未来に寄与するコンテンツの開発を行います。